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学生時代

ちょっと珍しく、仕事の話ではないプライベートの投稿です。今年はこんなのもアリかな、なんて。

先日、大学時代の友人と目白へ行ってきました。わが母校、日本女子大!懐かしい!

学生時代を思い出しながら当時の友人と肩を並べて歩く道程は心が若返り小さな記憶がたくさんよみがえります。友人との立ち位置も変わらず、私が右。(笑)友人も私と同じく大学からの入学、高校は別でしたが同じ中高一貫校の高校から入学で境遇も似ていました(私の高校は小中高一貫でしたが)入学してみると、内部生も外部性も勤勉で優秀な人ばかり。先生方もとっても熱心だったので、大学受験以上に勉強することはないだろうと思っていたほんわりした期待を見事に破り、4年間とても勉強しました。座学だけでなく、実験、実習、校外実習、研究室に所属してからは集大成である卒論に向け長期的な実験。いや、もう、本当によく頑張った・・・あんなに勉強させてくださった大学には感謝しかありません。

食物学科でしたので「食」が好きな子の集まりのようなものでしたから、みんなで〇〇食べに行こう!ということも多かったですが、アルバイトもそんなにできなかったので、そんなに自由に使えるお金もないし、大好きなカフェ巡りでもコーヒーは飲まずお水、とか。(笑)忙しい勉強の合間に友人たちとオサレなカフェを目指す、実に学生らしい学生時代でした。写真は、渋谷のau tamps judisさん、この友人と以前訪れました。大学時代に渋谷を散歩していて見つけた素敵なクレープ屋さん・・・店内の雰囲気もお料理も変わらず嬉しかったです・・。(こうしてちょいちょい思い出を巡っている)

大学までの道を歩きながら、それはもうハウルのソフィーのように、若い頃に戻ったような、でも、中身が全然変わっていないような。友人のお子さんはいよいよ大学生となり、わが子も今まさに高校受験の真っ最中。彼らに良い出会いが溢れ、思い出深い青春時代を送れることを願うばかりです。

ちなみに、当時は大学周辺でのレストランにも詳しくなかったのですが、googleで調べてランチをしました。千登世橋の脇にあるレストラン「ビストロ シェヌゥ」さん。(https://g.co/kgs/oq4JnqD)落ち着いた店内で前菜からひとつひとつ丁寧に作られていてお皿の上がなんとも美しい・・・あまりグルメレポは上手じゃないので割愛。スープやメインももちろんですが、デザートまで、意外な組み合わせと思いきや上品で繊細。管理栄養士的に、栄養バランスも良いね、と。(笑)感動のランチでした。また行きたい~

お店の前は都電が走っていて、遠くには新宿の高層街。おお、江戸やな・・・工事中で車が走っていない新しい道路、これもこれでパラレルワールド的な・・・貴重な光景でした。

と、言いながら、食物学科からフォトグラファーってなんでやねん!と思うところなんですが、ええ、ほんと、なんともなんとも。ちょっと足を踏み入れた写真の世界でしたが、学生時代と同じく徹底的に勉強してしまった、という感じでしょうか。駆け出しのころの自分の写真研究ノートは、とにかく実験の繰り返し。まあ、今でも、自宅実験はかなりの頻度で行っていますが・・・笑。写真はどこか調理や実験に似ていて、目標をたて、段取りを決め込み、材料と道具を準備して、決められた設定と技術を持って作業する、その結果で得られたものを次の力としていく・・・という。どの仕事でも言えることではありますが、段取り命感ありますね。

主人は高校卒業と共にずっと好きだった写真の世界に裸一貫北海道から東京のど真ん中にどっぷりとびこんだので、写真やカメラの基礎知識や撮影技術、ライティング技術は職人だなと思います。座学と実習の成果、というところでしょうか。やはり学ばずして語れず・・・と私は思います。写真の専門学校や大学を出た方の知識量にはかなわないかもしれませんが、学校に行っていない分、なるべく広い視野を持ってたくさんのプロの仕事を見つめて勉強してきたと思っています。人生とはわからないものだな・・と。しみじみ・・・

まあお互いにフォトグラファーとしてやってきましたが、主人はVRやタイムラプスなども始め、一緒にビデオグラファーとしての勉強もしてワークショップ行ったり実験を繰り返したり、私は動画編集の勉強を始めて・・・で、今に至ります。教育系の動画も絶賛制作しております。(ご依頼お待ちしてまぁす!)こういう「勉強癖」っていうのがあって、今に至るのだな・・・と思います。撮っては振り返り、次にいかす、その前に実験する、みたいな。けっこうないい歳になりましたけど、変わらないなとしみじみ。

あれこれ撮影を経験してきましたが、ここ数年は教育系の撮影が多い私たち。撮影対象は、中学生、高校生、一番多いのは大学生ですが、若者のまぶしさにはいつも元気をもらいますし、撮っていて元気が出ます。そして新しい教育の形や流行もみえてくるので、固定概念にとらわれずに柔軟に仕事しようと思えるのも、若者のおかげではと感じます。それを取り巻く大人たちの努力や工夫も垣間見えますが、愛や志があるもの同士なら必ず分かり合える、と私は感じています。私も主人も甥っ子姪っ子がたくさんいるので、どこか、彼らに重ねているところもあります。

時々昔いた場所を訪れて、過去に一生懸命だった自分を振り返り第三者的に「かわいいやっちゃな」と思うことも今の糧であると思いました。そう思えるよう、いつも誠実に生きることが大切なんだろうな。あとは、なんていうか、老害適齢期なので、色々気を付けて生きています。笑

さて週末は娘の受験!うわあああああああ。

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