オブジェクトVR発展バージョン

オブジェクトVRづいているうちに、前回に続き、またもオブジェクトVRの記事です。
オブジェクトVR[objectVR]は、商品や美術作品などのオブジェクト[物]の写真をweb上で360°回転させて鑑賞できるコンテンツです。まるで目の前にあるものを触っているような仮想現実バーチャルリアリティ[VR]が体験できます。

いよいよオブジェクトVRも標準装備となってきた現代ですが、くるくる回せてズーミングできるというところで十分な感もありますが、jpegが進化したような感覚もあります。オブジェクトVRは単体のコンテンツではなく、もっと中で自由自在に動いて楽しめるコンテンツでもあります。シンプルな良さ、ちょっと盛り込んだ良さ、どちらも良きですが、今日は弊社で制作しています「盛ったバージョン」をご紹介します。
オブジェクトVRは、コントロールバーを置いたり、リンク先のホットスポットを置いたり、リンクを貼り付けたり・・・と、カスタムできるのがまたおもしろい点です。ただ、それによって重たくなったり動作に支障が出るのはよろしくないので、どうカスタムしていくかはプログラム次第になります。このプログラムがまあちょっと厄介というか、使いこなすのがなかなか大変・・・ここは意図に沿ってうまいことやる!って感じですね。(笑)この塩梅がプログラマーによるというところでしょうか。
弊社で、っていうか私がお気に入りなのは、この切り替え機能のついたオブジェクトVRです。サイト上に直接貼り付けることもできますが、画像をタップ(クリック)して全画面表示で開いてみてください。
これは2つのオブジェクトを1コンテンツ内で展開するバージョン。サムネイルをクリックすることで切り替えて表示するようにプログラムしています。

さらにこちらは人間バージョン・・・アパレルブランドのPRで制作しましたが、5カラー展開のトレーナーを1コンテンツで表示します。なかなかの情報量ですが、4Gの環境でもさくさく切り替えられます。カラーによる印象が1コンテンツ内で自由に比較できるので便利です。選ぶにあたって「あのカラーの写真どこいったぁ!」というストレスが無いのも良いですね。サイト内迷子あるあるです。オンラインショップへのリンクも貼り付けられたり、こっそり情報を加えて導いていけるスマートさがまた良いです。

人間バージョンオブジェクトVRに関しては語ることが多いのでまた改めますけども、1つのコンテンツで複数のオブジェクトの情報を得られるのは、比較もしやすいんですね。選択肢を楽しく操作できる面白さ、これが興味や購買意識に繋がっていくという・・・(希望的観測)デジタルコンテンツはおもしろくなきゃ、と思います。

ここで突然愚痴みたいなコメントですが、オブジェクトVRに関して、この仕組み等についての問い合わせがちょこちょことあります。プログラムするソフトはどの業者さん共通でも、どう撮ってどうプログラムして出力しているかは弊社も含め業者それぞれですので、どの業者さんでも企業秘密だと考えています。ここはモラルや著作などの考え方も関係してくる問題ですが、弊社でもちょっとした苦い思い出もあり・・・笑。
こういった弊社のコンテンツのプログラムや仕様に関するお問い合わせに関しては一切お断りさせていただいております。また撮影風景の撮影もご遠慮いただいておりますこと、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
湿っぽくなったところで、またオブジェクトVR記事書きまっす。読んでくださりありがとうございました。