映像の種類を解説します

弊社の動画制作では、通常の横長FHD(1920×1080px)だけでなく、スクエア、縦長のサイズでの制作にも対応しています。
それぞれが様々なデバイスからSNS等の情報プラットホームを介して情報を得る時代、こうした多様化に対応するため、制作する映像もこれに対応していく必要があると考えています。SNSにしてもX、instagram、tiktokなど、個々で情報収集のメインとしている場所がありますので、スクエア映像であったり、縦長であったり、映像の形も尺もそれぞれになります。
後述しますが、youtubeで動画を配信する際には、本編(ロングバージョン)とダイジェスト広告(ショートバージョン)を制作することをおすすめしています。webサイトにしてもyoutube配信にしても、ただ作って配信するだけでは気づいてもらえないのはせつない!ので、まずはプラットフォームに出て広告し、より多くの人の目にふれるよう効果をあげていきたいものです。
というわけで、映像の種類(アスペクト比、解像度)について解説します。
映像のサイズ(アスペクト比)
アスペクト比とは、映像のタテヨコの比率です。私たちが使用しているデジカメでは写真撮影のアスペクト比は3:2ですが、動画では16:9と、写真より横長です。16:9というとどんな?という感じですが、要するにテレビやスマホの比率です。
インスタ投稿は主に1:1のスクエアでの写真が多いですが、動画となると、リールはアスペクト比は9:16の縦長、推奨解像度は1920×1080px(フルハイビジョンFHD)とされています。これはyoutubeのショート、Tiktokも同様です。
お客様によっては、縦長動画だけやスクエア動画だけのご依頼もあります。youtubeのチャンネルは持たずSNSだけで広告している、というパターンです。情報の集め方が多様化しているように、情報の発信も多様化しているということですね。

映像の解像度

解像度・・・画質というとわかりやすいのですが、メジャーなのはやはりフルハイビジョン(FHD)1920×1080pxです。
これより良い画質は4K,8Kとありますが、フルハイビジョンが2Kなので、この倍が4K(3840×2160px)さらにその倍が8Kなので、もちろん映像はきれいになりますが、とにかくデータが重くなる!通信状況によってはなかなか表示できない!カクカクする!ということで、フルハイビジョン制作がメインです。
通信が関係ないデザイタルサイネージで使用する場合などで、4K画質で制作することは多くあります。サイネージも縦が増えてきましたね。
逆に、ものすごく軽く小さく出力してほしいということもあります。その場合はフルハイビジョンだけど画質を落として出力するとか、HDなどサイズを下げるとか工夫します。どういう使用意図があるかはそれぞれですね。
ショート映像の効果
さて前置きは長くなりましたが、私がおすすめしているのは、ロングバージョンとショートバージョンを制作する方法です。ロングのダイジェストを制作することで、ロングの広告となります。このショートは縦長でもいいですし、横長でもいいと思います。(制作前に決めておかないと縦は作りにくいので、要確認です)
youtubeで配信する横長映像はじっくり見ていただくための場として、そのショート映像をSNSで流すことでyoutubeの閲覧数アップに繋がります。youtubeや検索サイトだけで情報を探すのは困難なので、まずは短い映像でコマーシャルするという意義があります。そこで興味をもってもらう、その先をじっくり見て見ようかな、という動機づけになることが大切です。
webサイトでも同様ただ作って配信するだけではなかなか見てもらえないので、まずはSNSのプラットフォームに出るための素材を作らねばならないと考えています。写真撮影の仕事で紙媒体やwebサイト、LPのためのSNS広告動画を制作することもありますし、まずは見てもらえるための場に出ることをおすすめしています。
参考例に、こちらは写真撮影を承ったギフトカタログ。(クライアントには掲載許可済)紙の販売で、ポスター等の紙媒体とWEBサイトに加え、SNSでの告知も行いました。そのSNS告知に使用したショート動画です。動画内での動画撮影、写真撮影、動画編集、サムネイルデザイン、トータルで担当しました。

うーん、やっぱり、作ったからには、多方向から広告せねば!と思ってしまうのは、主婦根性でしょうか・・・?
この話はまたやっちゃうな、と思う2025年の始まり。
弊社の動画サイトもぜひご覧くださーい。↓
