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オブジェクトVRのshot数の違い

オブジェクトVRの「shoto数」について、お問い合わせでもよく聞かれるポイントです。

オブジェクトVRの仕様として、オブジェクト(物)をある角度ずつ回転させて撮影し、それを専用ソフトで繋いでいく仕組みです。ネタバレ的ではありますが、この仕組みはググれば出てくる内容です。

弊社では、水平方向12shotを基本としていますが、これは、30°ずつ回転し撮影×12shot=360°、ということになります。24shot、36shot、と細かく角度を刻むほど、繋いだときになめらかになります。カクカク感がなくなっていくイメージですね!

そりゃもうなめらかな方が良さそう・・・とは思うのが当然といえば当然ですが、12shotの適度なカクカク感がコマ撮りっぽくて好き(!)なのと、情報量としては十分という点、データ量も軽くて通信環境を問わない、などの理由から、弊社ではこの12shotを基本にしています。

実際に違いを見てみましょう。

[ 12shot ]

[ 36shot ]

というわけで、細かく角度を刻むほどなめらかですね。どれが好きで、どれが対象の被写体にふさわしいか、というところが判断材料になるのかな、と思います。ちなみに、shot数が多い→撮影数が多い→、画像処理数が多い、というわけで、料金も大きくなります。こちらも判断材料のひとつとしてご検討ください。

ちなみにobject VR for FASHIONでは、360°をざっくり5shotにして撮影しているサンプルVRを出しています。そんなに細かく見せるより、動いて洋服の空気感やかっこよさがわかる方がイイよね!という発想から。商品や作品向けのオブジェクトVRでは、こうした「ざっくりした角度」とはいきませんが、撮影する被写体や目的により、カスタマイズして考えられることもこのオブジェクトVRの魅力でもあります。

なお、水平方向だけではなく、真上(真俯瞰)と、ななめ上(だいたい45°ベース)の角度替えも承っていますが、撮影機材が大掛かりになってきますので、水平方向の料金とは大きく変わってきます。被写体のサイズや内容によっては、専用セットを作ることも考えられます。

詳しくはお問い合わせください。(メールベースでの料金提示は可能ですが、正式な見積書発行は¥5,500頂戴していますのでご了承ください)

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