先日、ひょっこり「好きなレンズはなんじゃらほい」なゆるい投稿をしましたら、これがけっこう好評で・・・わからないものですね・・・本人ながら。

 

その流れで、今日はデザインと写真について思うことを「湯気」に乗せて!もはや意味不明ですが。

 

ただいま、某案件で、ポスターを制作しています。これに「湯気がふんわぁっというイメージ」と。ほうほう、よくあることです!立ち上る湯気、これからの季節は特に食欲をそそる絵。これを元に、湯気がうつるようなライティングセットを準備するわけでございます。

しかし湯気をうつすには、湯気がたちのぼるようなヒンヤリした環境と湯気が白くうつるためのライティングが必要なんですね。目に見えるのに写らない!ってことは当然なのです。さらに言えば湯気は火からおろしたらソッコー撮らねば、あるいは蓋をあけてソッコー撮らねば、などのプロセスもあります。料理研究家さんやフードスタイリストさんはそれを心得てらっしゃるので、イワタニ的なカセットコンロは重宝します。

撮影ポジションやライティングを決めておいてから、最後にささっと仕上げて本番撮影をさくさくする、これ料理撮影では基本の「キ♡」です。料理だけでなく、商品なりモデルなり、みんなそうですけどね。

話は戻って、湯気。

ちょっとせつないけど、撮影時点で湯気を撮れる環境にない場合など、湯気は後からphotoshopなどで加工していれることもあります。ええ、ありますとも。と言っても私がするのではなくデザイナーさんがするんですけども・・・自然にそれらしくって技術がいるのです。慣れた方ほど、本当にごく自然に足してくださいますね。

しかし「後から湯気足せるんで!」って感じでどんな写真でもいいとは限らないのがデザインの世界。だって、このライティングで湯気がたつわけないじゃん、っていう写真に湯気を乗せると、すんごい違和感があります。めっちゃ順光なのに湯気が真っ白に立ち上ってたら、いかにも後足しで、写真や撮影に携わってる人間から見ると「ありゃま」です。特に計画なく撮影に至ったか、もしくは以前撮影した適当な写真から制作に至ったか・・・と推測してしまいますね。もう湯気足さなきゃよかったのに、っていう。

だから安易に「後から湯気足せます」ってのはけっこうイージーな発想で、湯気は後から足す前提でライティングした写真に湯気を足す、そして違和感ない写真を仕上げるわけです。「明るいイメージで!」というリクエストを元に撮影進行しながら「湯気足したいっすね」なんて声が聞こえたら震えるっていう感じです。それが白いテーブルの上とかだとまた震えますね、白の上に白の湯気見えませんで!と思うのだけど、目の前でアツアツの美味しそうなお料理を見ると思ってしまうのもわかる・・・けどね!撮影を知らない方や慣れない方ほど、ウッソーンという爆弾を投下しがちですが、知らないことは仕方ないことなので、説明するしかないのです。

 

何事も撮影前に必ずイメージを確定しておくこと、それに応えてライティングを決めるのがカメラマンなのでございますのよ。

当事務所で印刷デザインを手がけだしたのもこういった経験からで、ご依頼いただいたお客様から「写真がいまいちだった」「無料素材だった」「自分で撮った写真使うことになった」とか、数々の武勇伝を聞きました。うーぬ、これはなかなか切ない、写真で訴えるためにポスター作るのに、写真を撮るまでのプロセスが無いことにカメラマン的には涙。もったいない!!主婦的にも事業者的にも、せっかく広告するために使うお金ももったいない!!!

というわけでわが事務所では、先にデザインをかためて、そこにベクトルを向けた撮影をします!(結局広告)

そんな愚痴にも似た本日の投稿でした。さて、デザインすっぺ!


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